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認知症の話 その3

 認知症の初期症状について 書いています。

その2まで書いたものの続きです。

私の父は 結局、脳のMRIの検査や、アルツハイマーかどうかを診断するための検査、
(物を5つくらい見せて、「覚えておいてください」といわれ、先生がそれをすべてしまいます。
で、世間話なんかを少ししたあとで、「さっき5つの物をみせましたが、何だったか、言ってください」)というような検査をして、このとき父は 1つも答えられなかった。

横で 私は見ていましたが、父は「うーん、なんだったかなー」って、
思い出そうともせず、「わからない、」と言ってました。

あとは、簡単な足し算とか、そんな検査でした。

結果は「アルツハイマー型認知症」でした。

MRIの写真を見ても、だいぶ脳が委縮していて、この委縮のしかたは、
この数か月でなったものではなく もっとずっと前から 何か 症状のようなものは
出ていたはず、と言われました。

アルツハイマーって、症状を抑える薬を飲むならば、早めがいい、と聞いたことがあるので
なんか、とても 時間を無駄にしてしまったような、
もっとはやく 気付かなかったのか、と後悔しました。

でも ショックをうけながらも この先 症状が進まないようにどうすればいいだろうか、
と、考えました。

トイレに行かれなくなる、とか、なんでも食べちゃうとか、徘徊する、とか、そんなことになったら
だれか仕事を休んで お世話しなくちゃならないし、私は遠い、でも
同居のお嫁さんも 父の世話を積極的にする人ではないし
おしつけるわけにもいかない、

このとき、仕事をしてること、実家から遠いこと、自分の子供のこともあるし、
ん〜・・・・ いろいろ 悩みました。
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認知症の話 2

 認知症の話 その2です。

認知症のはじまりについて、私の父の話を このまえブログに書きました。

認知症の始まり。

いつもきちんとしていて しっかりしていて 毅然としているお父さんが 認知症?
うそでしょう??

体の衰えや いろいろな病気の心配、そんなことはいつも頭にありましたけど
認知症、アルツハイマーになるなんて、まさか考えたことなんてなかった。

そんなわけで トイレに自分で行かれないようになったらそれこそ困る、と思って、
ぜったいにくいとめたい!の一心で、去年1年は よく実家へ帰りました。

まず、2008年のお正月に会った時には、大丈夫、正常で、おかしなことも言わないし、
行動もいたってふつう。
ただ、言葉が出にくい、というのはありました。
何か言おうとするんだけど 唇がふるえて、言葉が出てこない。
気長に待って、やさしく、少し誘導してあげるように声掛けすると 言葉がでます。

それから 実家近くの 「地域包括支援センター」に電話をして 相談に行きました。

地域包括支援センターは、高齢者の生活を地域と協働しながら支えていくための中核拠点
で、まず、どうしたらいいか、という相談にのってもらいました。

父は、おかしいことも たまにあるけれど だいたいは しっかりしていたので
アルツハイマーかどうか 正確に診断してもらうために、精神科、のようなところへ行かなくてはならないですが、どうやって行こうか、まず悩みました。

精神科へ行くことに関しては、
「最近物忘れが激しかったり、話す言葉がすぐにでてこなかったりするから、これ以上
進んでいかないために 一度専門の病院へ行ってみよう、」と話をして、
同意してもらえました。

次に 家からわりと近くて、認知症の方を受け入れるデイサービスも併設している
精神科、のクリニックを予約しました。
ここは 電話で 医師ではない 担当の方が親身に相談にのってくださって、
やはり、一度検査をして、アルツハイマーなのか、別の病気なのか、
診断する必要がある、と言われました。

実家へ行かれない日は とにかく 日中、ひとりでいるのが ガスの火をつけっぱなしだったらどうしようとか、何か変なもの食べちゃったらどうしよう、とか、
心配で 毎日 家に電話をしていました。

そして なるべく お父さんに喋らせるように、何か、思い出してしゃべってもらうような
質問をしました。
そして なかなか 言葉が出てこなくても やさしく、気長に待つようにして、
ゆったり 楽しく会話ができるように しました。

ほんのわずかな 時間ですが。

毎日、電話がおわると。「よしよし。今日も正常、大丈夫だった。」
と一人安心するのでした。
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